矢口税理士事務所

税理士試験はみんなが出来る問題をいかに取りこぼさないか、がすべて

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税理士試験に合格するための時間

税理士試験は毎年8月に実施され、合格率も1科目あたり10~20%の試験です。

10~20%という数字を見て、高いと感じた人も低いと感じた人もそれぞれの感じ方があります。

少なくとも私はこの数字を見て、「狭き門だなあ」と感じた中の一人です。

税理士試験に合格したので今でこそ言えますが、率直に言って、税理士試験には「独特」の難しさがあります。

資格の学校では、「毎年1科目ずつ合格すれば5年で税理士になれます!」と謳っているところもありますが、そんな甘くはないでしょう。

ただ中には2~3年という最速で合格した方もいるようですが、少なくとも私の周りにはいなかったです。

合格するにはだいたい平均して7~8年と言われますが、長い方で10~15年以上受験されている方もいらっしゃいます。

ちなみに、私は大学在学中から大学とのダブルスクールで受験勉強を開始しました。

大学卒業後も比較的受験に専念する環境に身を置くことができ、約4~5年で合格することができました。

平均7~8年という合格までの時間を長いと感じる方もいますが、皆様はどう思われますか。

税理士は独立すれば、定年もなく一生働くことのできる有難い職業です。

私は受験勉強中に多くの知識を吸収できましたので、今は本当にがんばってよかったと思っています。

時間内にすべて解き終わることはほぼ不可能

話は逸れましたが、先ほど、「独特」という表現をしたのは税理士試験の問題にあるからです。

税理士試験は「時間内にすべての問題を解き終えることはほぼ不可能」な試験です。

理論と計算問題の量が半端ではないからです。

制限時間はたった2時間。

すべて解き終えるのにいったいどのくらいの時間がかかるか試したことがあります。

受験直前に制限時間の枠を外して、過去問を解いたことがありましたが、その時は3時間くらいかかりました。

時期的に、ほぼ理論も計算も出来上がっている時です。

それなのに、3時間もかかるわけですから自分は大丈夫なのか、大変焦ったことを覚えています。

誰もが解ける問題を絶対に間違わない

その時に考えたことはただ一つ。

「受験生が必ず解答できる問題を自分も必ず正解する」ことです。

これこそが自分の受験(大学受験も含めてですが)で導き出したセオリーです。

受験で勝てる攻略方法は、少なくとも自分の中ではこれ以外に見つかりません。

参考にしていただければと思います。

では、「誰もが解ける問題」とはどんな問題なのでしょうか。

これを試験中に探し出せないことには「合格」という土俵には上がれません。

当然ながら、誰も正解できない問題は「誰もが解ける問題」ではないです。

試験時期に実力を最大化できるよう全力で挑む受験生は調整してきているので、合格するためには彼らが解いてくる問題は絶対に落とせません。

「誰もが解ける問題」というのは、自分の感覚からすると、すぐに解答できる標準的な問題という感じです。

問題を読んで、これは難しそうだなと思ったものは、他の受験生も同じように感じているはずです(トップレベルで合格する人はそうではないのでしょうが、とりあえず一般的なレベルとしてです。)。

そんな問題は後回しでよいので、誰もが解ける問題を確実に解答していきます。

試験中は絶対に見直しをして、それでも時間が余れば残りの時間を見ながら、後回しにした難しそうな問題に手を付けます。

1点を取る強い気持ち

税理士試験は競争試験ですので、やはり最後の最後まで1点をもぎ取るという強い気持ちが必要です。

私の経験上、問題の取りこぼしをしなかった年は必ず合格しています。

税理士になるんだというゆるぎない気持ちがあって初めて「合格」という二文字に出会えます。

受験勉強は決して楽なものではありませんでしたが、今税理士として頑張れているのはその時期を乗り越えたからだと思っています。

開業したばかりの私ですが、税理士を目指して日々受験勉強と闘っていたころの自分を思い出して、これからの税理士生活を送っていきたいと思います。

 

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