お金は盗まれるが、「頭の中」は盗まれない
ニュースを見ていると、盗難事件が毎日のように発生しています。
盗まれるものは当然、物理的な「もの」です。
では、私たちの「頭の中」はどうでしょうか。
抽象的な話ですが、少し考えてみたいと思います。
目次
お金=「もの」なので盗まれる
ニュースを見ていると、本当に盗難事件が毎日のように発生しています。
盗難だけでなく、振り込め詐欺やマルチ商法といった詐欺まであります。
それらは、当然お金がからんでいます。
お金=「もの」だから盗まれます。
もちろん、お金は誰にとっても普遍的な価値をもつものなので、狙われるのでしょうが。。。
「もの」の定義は難しいですが、お金に変えられるものはすべて「もの」なのだと思います。
先生から教わった言葉
もうかなり前の話になるのですが、私は、中学生の時に学校の先生から言われた言葉を思い出します。
将来、どういった大人になりたいか、という話題になった際に、先生が次のようなことをおっしゃいました。
「たとえお金をたくさん稼いだとしても、お金は盗まれるものだ。
しかし、頭の中の知識や知恵は絶対に盗まれない。」と。
先生のご本心は分からないのですが、おそらく将来のために勉強に励みなさい、ということだと思います。
この言葉はずっとそれ以後、私の胸の中に深く刻まれています。
当時は意味がよく理解できなかったのですが、今社会人として大人になり「なるほど。」と賛同できます。
Wisdom is better than riches.(知恵は富に勝る)
と言われることもあります。
まあでも、ちょっと古い考え方なのでしょうか。
みなさんはどう思われますか?
私はすごく腹に落ちるんですが。。。
「知識」「知恵」が財産になる
「知識」をどんどん吸収していけば、それはやがて「知恵」になる。
これも、勤務していたときに上司から言われた言葉です。
どちらも一朝一夕に身に付くものではありませんよね。
知恵とは、ノウハウに変換できます。
図式化すると、
知識+経験⇒知恵(ノウハウ)
生きていくうえで、知識だけでは使い物になりにくいです。
自分が経験して初めて知恵やノウハウとなります。
自分なりの考え方をスパイスとして、染み込ませることで活きてきます。
知識を吸収する方法
知識を得るために日々やっていることとして、
・書籍、雑誌(週に1度は大きな書店に行き、情報収集してます。どんな本に出会えるか、いつもワクワク!)
・インターネット(情報が偏っている場合もありますので、注意は必要です)
・仲間との情報交換(飲み会を兼ねたりして、人と会うようにしています。)
この中でも、個人的にはやはり読書が必要だと思います。
高校生くらいまでは、さほど本を読んでませんでしたが、
大学生になるとめちゃめちゃ読むようになりました。
今では、月20~30冊くらい読んでいます。
まとめ
まとめますと、
決して盗まれることのない「頭の中」を充実していきましょう。
お金はもちろん大事ですが、知識を吸収して、知恵やノウハウに変える。
自分しかないノウハウを身につけることで、独自の発想が生まれるのだと思います。