矢口税理士事務所

生涯で1,200万円超。増税でもたばこはなかなかやめられない?

本日(11/8)の日経新聞朝刊に、

紙巻きたばこの税率を2018年10月から4年かけて1本当たり3円増税する案の調整に入った

という記事がありました。

 

非喫煙者である私にとってはまったく関係ないおはなし。

ですが、税理士として「たばこ税」について興味がないわけではありません。

どんな仕組みで課税されるのか調べてみました。

また、いろいろ試算してみると、喫煙者は生涯で1,200万円超(1日2箱ずつ喫煙と仮定)もたばこ税等を支払うことに驚きました!

喫煙者の方にはぜひ読んでいただきたいです。

 

 

現状のたばこ税

63.1%

 

この数字は何だと思われますか?

現状、たばこを買うと1箱20本入りで約440円です。

実は、先程の数字は1箱の代金に含まれているたばこ税等の割合です。

 

6割超って、めちゃくちゃ高くない??

って個人的に思います。

 

要するに、1箱買うと、

440円×63.1%=277.47円

がたばこ税等になります。

 

たばこ税等というのは、たばこ税の他に、たばこ特別税や地方税のたばこ税が含まれています。

もちろん、消費税も掛かっています。

「へえ~」って、私も初めて知りました。。。

 

詳しくは、JTのホームページに書かれていますので、引用します。

JTホームページはこちら

 

たばこの税負担内訳

たばこは税負担率が6割を超える商品です。
たばこの価格には国たばこ税、地方たばこ税、たばこ特別税、消費税の4種類もの税金が含まれています。
これらを合わせると税負担率は6割にも達する、わが国でも最も税負担率の重い商品のひとつとなっています。

 

たばこ税は貴重な財源

たばこ税は国と地方の税収で約2兆円あります。

意外と貴重な財源であることにまたまた驚きです。

 

JTのホームページを再び引用します。

 

たばこ税額の推移

たばこ税は年間2兆円を上回る貴重な財源です。

最近のたばこ税の増税は2010年(平成22年)です。

今から7年ほど前になります。

 

実は、私も以前たばこを吸っていた時期があります。

ヘビースモーカーではなく、ライトスモーカーでしたよ。

税理士試験の勉強をしていた頃です。

たしかその頃に、これからたばこ税が増税される、っていう話が出ていました。

紙巻たばこの販売は減少傾向

たばこといえば、やはり「紙巻たばこ」を連想されますよね。

たばこにもいろいろ種類はありますが、一番代表的です。

 

こちらの「紙巻たばこ」ですが、年々販売数量は減少傾向にあります。

 

紙巻たばこの販売数量を示すグラフを財務省ホームページから引用します。

 

 

 

ものすごい勢いで減っていることが分かります。

原因として挙げられるのが、近年急速に普及が進んでいる「加熱式たばこ」です。

 

このまま「紙巻たばこ離れ」が進んでいくと税収がさらに減少すると思われます。

そのため財務省は、従来のたばこと併せて、加熱式たばこも増税する検討に入っているようです。

喫煙者は生涯どのくらい負担するか試算してみた

現状分析

実際、喫煙者の方がどのくらいたばこ税等を負担しているのかを試算してみました。

 

たばこ税(消費税も含む)…1箱あたり 277.47円、1本あたり 13.87円

 

分かりやすくするために、毎日1箱、2箱、3箱それぞれ喫煙する場合をグラフにしました。

 

(単位:円)

 

1本あたり3円の増税が実現すると

もし、1本あたり3円の増税が実現すると、以下のようになります。

あくまでも、計算上の予測です。

 

 

(単位:円)

 

現状と増税後の比較

現状と増税後を比較できるように、それぞれのグラフを重ねてみました。

 

毎日1箱喫煙する場合です。

 

 

毎日2箱喫煙する場合です。

 

 

毎日3箱喫煙する場合です。

 

 

まとめ

以上のような結果がでました。

例えば、20歳から毎日2箱喫煙し続けている方なら、80歳までで約1,200万円超も負担していることになります。

毎日1箱は必ず吸うよ、っていう方でも60年吸い続けると約600万円超もの金額となります。

 

周りには愛煙家の知り合いがいますが、やはりたばこはやめられないそうです。

その方曰く、「1箱1,000円になってもやめないよ」とのこと。

 

やはり、たばこの魔力ですね。

健康だけは害しないようにしたいものです。

 

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