矢口税理士事務所

税理士がやさしく解説 平成29年分保険料控除申告書の書き方

前回では、平成29年分保険料控除申告書について、ポイントを中心に説明しました。

保険料控除申告書に添付する書類や控除の要件等を主に書いておりますので、是非、そちらもご参考ください。

 

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今回は、平成29年分保険料控除申告書の書き方を具体的にご紹介したいと思います。

ある程度慣れている方にとってはそれほど難しくないと思いますが、初めてだとちょっと戸惑いますよね。

ご参考にしていただければありがたいです。

 

 

用紙はダウンロードできる

説明にあたって、まずはお手元に保険料控除申告書をご準備ください。

もし、お手元にない場合は国税庁HPからダウンロードすることができます。

もちろん、扶養控除等申告書もできますし、過去年度分だってできます。

 

平成29年分保険料控除申告書

こちらからダウンロードできます

 

それでは、下記4種類の所得控除について順番に見ていきます。

・生命保険料控除

・地震保険料控除

・社会保険料控除

・小規模企業共済等掛金控除

 

 

まずは「勤務先」と「あなた」の情報を記載する

 

 

所轄税務署

※記載例です。

 

 

「税務署長」

用紙の1番左上にある空欄には、あなたの会社が所在している税務署名を記載します。

印字されていることが多いと思いますが、もし不明な場合は空欄で大丈夫です。

 

勤務先

※記載例です。

 

 

※基本的には、勤務先側が記載していることがほとんどです。

空欄で渡された場合は以下のように記載します。

「給与の支払者の名称(氏名)」

あなたの勤務先の名称を記載します。

「給与の支払者の法人番号」

この欄は勤務先が書きますので、空欄にしておきましょう。

「給与の支払者の所在地(住所)」

あなたの勤務先の住所を記載します。

支店や営業所に勤務している場合であっても、とりあえず本店所在地を記載していれば問題ありません。

 

あなた

※記載例です。

 

 

「あなたの氏名(フリガナ)」

あなた自身の氏名とフリガナを記載します。

右横にある印マーク箇所へあなたの印鑑を捺印します。

 

「あなたの住所又は居所」

現在、あなたの住んでいる住所を記載します。

 

生命保険料控除の記載方法

 

 

生命保険料控除の書き方は、実はけっこうややこしいです。

昨日のブログでも書きましたが、ポイントは、

「一般」「介護医療」「個人年金」及び「旧契約」「新契約」のどれに該当するかを控除証明書からしっかり読み取る

ことです。

区分さえ間違えなければ、あとは落ち着いて計算式に当てはめて控除額を求めればよいだけです。

 

まあ分からなければ、空欄で提出したとしても、最悪、勤務先の方で控除証明書をもとに計算してくれるはずですので。。。

 

ただそうは言っても、自分で記載しないといけませんよね。

生命保険料控除の書き方をサポートしてくれるサイトがありましたので、そちらもご参考にしていただければと思います。

 

生命保険料控除申告サポートツール(かんぽ生命)

 

せっかくですので、このサポートツールをもとに書いてみましょう。

 

 

具体例から実際に使う情報をまとめてみると、

・一般、新制度…6,120円(7,344円ではありません。)

 

ここで、注意点があります!

〇保険料の金額は、割戻額等があれば、払い込みをした金額から控除することに注意しましょう。

 

・介護医療、新制度…1,620円(上記と同じ理由で1,944円ではありません。)

 

・一般、旧制度…34,352円(上記と同じ理由で35,000円ではありません。)

 

これらの情報をもとに、以下のように先程のサポートツールへ入力していきます。

 

 

「計算する」ボタンをクリックすると、次のような画面が出てきます。

 

 

控除額以外のその他の情報(保険会社の名称、保険の種類、保険期間、受取人等)は、控除証明書通りに記載していけば大丈夫です。

 

地震保険料控除の記載方法

 

 

地震保険料控除の記載方法は生命保険料控除より簡単です。

控除額以外のその他の情報(保険会社の名称、保険の種類、保険期間、契約者等)は、控除証明書通りに記載していけば大丈夫です。

 

「地震保険料又は旧長期損害保険料の区分」では、該当する方(「地震」か「旧長期」)のどちらかに〇をします。

 

※記載例です。

 

 

社会保険料控除の記載方法

 

 

ここに記載するのは、あなたの給料から天引きされているもの以外です。

天引きされているのは勤務先が把握できているので、特に記載する必要はありません。

・国民年金保険料

・国民健康保険料 等

※あなたがあなたの子供や親族が負担すべき保険料を払った場合でも、あなたの分として控除できます。

 

国民年金保険料の例をもとに説明します。

 

 

実際に支払った金額が控除額になりますので、この場合、114,510円を転記します。

もし、③合計額(納付済額+見込額)に数字が入っている場合は、③の数字を転記してください。

 

なお、国民年金の場合は、この控除証明書を添付する必要がありますので、忘れずに勤務先に提出しましょう。

 

※記載例です。

 

 

小規模企業共済等掛金控除の記載方法

 

 

小規模企業共済等掛金控除の対象となる項目ごとに記載します。

・小規模企業共済

・個人型確定拠出年金 等

 

実際に支払った金額が控除額となります。

証明書が送られてきますので、証明書に記載された金額を転記すれば大丈夫です。

 

※記載例です。

 

 

以上、平成29年分給与所得者の保険料控除申告書についての書き方の説明を終わります。

 

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