現役税理士がクラウド会計ソフト「freee」を使ってみた―18日目―
前回は、専用アプリを用いた活用方法(その①)についてご紹介しました。
本日は、専用アプリを用いた活用方法(その②)について見ていきたいと思います。
目次
スマートフォンでも「自動で経理」
スマートフォンの「自動で経理」機能を用いて、取引を登録していきます。
それでは、freeeアプリから基本画面にログインしましょう。
スマートフォンでの口座同期方法
取引を登録する前に、最新の状態で登録できるよう、口座を同期しておきます。
同期の方法ですが、スマートフォン上で可能です。
手順を説明すると、
①画面上の銀行口座のところをポンッとタッチします。
私の場合は、「埼玉りそな」のところです。
②画面が切り替わり、画面上の「同期する」ボタンをタッチすると、同期が始まります。
同期が無事に終われば、「同期成功」と出ます。
最新の口座明細が取り込まれました。
取引登録
これから、実際に取引を登録していきます。
ホーム画面上の「自動で経理」をタッチします。
以下の画面になります。
下記は「4月19日に2万円を出金した」という取引です。
同期した口座から送られてきた明細です。
freeeにより推測済みとして「事業主貸」という勘定科目が指定されています。
問題なければ、こちらの取引を登録していきます。
画面上を左右にスワイプ
スマートフォンでの自動経理機能では、タップとスワイプで取引を登録することができます。
左にスワイプすると、「プライベート資金」という表示が出てきます。
要は、事業に関係ない場合はこちらを選択します。
反対に、右にスワイプすると、「取引に登録する」という表示が出てきます。
こちらは、事業に関係のある場合は選択します。
今回の取引は事業に関係ないので、左にスワイプして取引を登録します。
以下の画面になります。
これで取引登録は完了です。
移動時間でラクラク登録
パソコン版と比べても簡単に取引を登録できるのは便利ですね。
これなら移動時間や空いたスキマ時間に、無理なく処理できます。
ぜひ活用していただければと思います。
これで今回は終わります。