ポスティングの効果を上げるには
目次
ベタだが確実に届けられる
今年の確定申告で生まれて初めてポスティングを行いました。
初めての経験でしたが、いろいろ見えたこともあるので、とても貴重な経験ができました。
何もしなければ何も生まれません。
ぜひこれからもポスティングにチャレンジしていきたいと思います。
ビジネスでのポスティングとは、各事業所の郵便受けに、直接チラシを投函することを言います。
チラシの作成からポストへの投函までをすべて自ら行うことができ、配布する場所も自分で絞り込むことができます。
ポスティングを行うためにチラシを準備しましたが、私にとって初めての経験なのでどのようにすればよいか悩みました。
やみくもに配っていってもうまくいかないことは何となく分かっていました。
私が主に配布した場所は
・久喜市(久喜駅、鷲宮駅、栗橋駅周辺)
・春日部市(春日部駅、武里駅周辺)
です。
数で表すと100枚程度なので、問い合わせはほぼ皆無でした。
まあ仕方ありません。
一般的なポスティングの反応率は0.1%~0.3%と言われています。
1万枚で10~30件程度のレベルです。
1000枚配って1~3件と考えると、何とか元は取れるかなと。
ポスティング自体はベタなマーケティング手法ですが、確実に届けられるのでダイレクトにメッセージを発信することができます。
ポスティングの時期について
前述しましたが今年の収穫はゼロでした。
ポスティング経由での契約はありませんでした。
敗因はいろいろあると思いますが、準備が少し遅かったことがあげられます。
確定申告の申告期限は毎年2月16日~3月15日です。
申告期限は決まっているので、では実際に申告の準備を始めるのはいつ頃からでしょうか。
少なくともその期間よりも前になるはずです。
早い方だと1月下旬くらいからやり始めるのではないでしょうか。
飛込み訪問もやりましたので、その際にいつから申告の準備を始めているかのアンケートもやっておけばなあと今更ながら思います。
私は2月の下旬くらいからスタートしましたので、やはり時機を逃したと思います。
もう済んでしまった方もけっこういらっしゃいました。
もし、私が申告を依頼するお客様の立場なら、このような流れになると思います。
・1月中旬~下旬
⇒申告をしないといけないと感じ始める、自分でやるか商工会に依頼するか
・2月上旬~中旬
⇒商工会へ依頼するか自分で申告の準備を始める
・2月中旬~3月上旬
⇒申告書の作成、税務署へ訪問して提出
申告が今回初めてだとかでしたら、申告期限ギリギリまでかかることも考えられます。
ただ、毎年自分でされている方などは慣れていらっしゃるので、ギリギリということはないでしょう。
遅くとも2月中に申告します。
上記で考えると、ポスティングのタイミングとしては1月中旬~下旬くらいが妥当ではないでしょうか。
今回の反省としては、もっと戦略的に時期を考えておけばよかったと思います。
必ず来年に生かします。
一度だけでは全く効果はない
しかも一度や二度では期待する効果は望めません。
少なくともやりながらそう感じました。
何度も続けていくことで効果が現れるのではないでしょうか。
僕らもチラシを1度見ただけで、内容までは覚えていませんし、関係ないなあと思ったらすぐにゴミ箱に捨ててしまいます。
一度だけでは全く効果はないので、やはり期間を置いて、何度か継続的にポスティングする必要があります。
ポスティングしたいと思う地域への認知率を高めていくことで、ポスティングの効果が徐々に上がっていきます。
効果的なチラシを作る
ポスティングを地道に続けていっても、やはりその内容をきちんと読んでもらう必要があります。
理解してもらえるような内容のチラシを作らないといけません。
パッと見たときによく分からないような内容のチラシはすぐに捨てられます。
デザインや文字の大きさ・配置など他のチラシとの差別化を図ることは効果的です。
パッと見た時に、他のチラシと違う部分があればいいでしょう。
そうすれば、受け取った方の意識を集中させることは可能です。
私自身もまだまだチラシの作り方は研究中の段階です。
独立するまではチラシなどはすぐに捨ててしまう人間でした。
しかし、自分が作成する側になったら180°見方が変わりました。
他のチラシを今まで以上に注意しながら見ていますし、いいなあと思ったデザインは参考にしたりしています。
ポスティングやっているところはまだまだ少ない
他の業界は分かりませんが、税理士業界で実際にやっている人は少ないと感じます。
都内にいた頃はDMやチラシはたくさんありました。
かえって多すぎて逆効果では、とさえ感じます。
私の住んでいる地域では、やっているところはまだまだ少ないので効果が出る可能性はあります。
まあまだまだ何とも言えないのですが。。。
ライバルがやっていないことをやって差別化するのはマーケティングの基本です。
私も勤務税理士の時代から、相当数のマーケティングの本を読み漁りましたが、実際にどれが当たるかはやってみないと分かりませんでした。
本に書いてあることがそのまま当たってくれればうれしいのですが、そんなことは絶対にありません。
逆に絶対厳しいと言われていることが、当たったりすることもあるので案外面白いです。
自分に合ったやり方を模索していくのも良いかもしれません。
広告費用を毎月何十万もかけて行うということは、少なくとも私には向いていません。
地道にやるのが私には合っています。
効果が現れるのは、来年か再来年か次の年になるかもしれません。
「良いと思ったことはまずやってみる」というのをモットーに、これから先もコツコツと続けていこうと思います。