現役税理士がクラウド会計ソフト「freee」を使ってみた―15日目―
前回は、同期した口座の明細確認についてご紹介しました。
本日は、口座から同期した明細の登録方法について見ていきたいと思います。
簡単に取引を登録できる「自動で経理」をご紹介します。
目次
入出金を簡単に登録できる
基本画面にログインします。
「自動で経理」への画面には次の3つの方法があります。
①ナビゲーションメニューの「取引」⇒「自動で経理」をクリックします。
②画面上の「〇件の未登録明細を登録する」という箇所をクリックします。
③口座名横にあるオレンジ色の数字をクリックします。
以下が「自動で経理」の画面になります。
ここで未登録になっている入出金の取引を登録していきます。
以下の水道代の取引は、freeeがすでに「推測済み」として【水道光熱費】という勘定科目を入れてくれています。
過去の取引記録から予測して、適切な勘定科目や税区分等を推測しているそうです。
問題なければ、右の「登録」をクリックして、取引を登録します。
同じ要領で取引をドンドン登録していきます。
推測されていない取引は、勘定科目と税区分を選択します。
同じ取引は自動化で登録
よく使用する取引(例えば、家賃や振込手数料等)は右側の「自動化」にチェックを入れて登録します。
そうすれば、次回からは自動的に入力してくれます。
非常に便利な機能ですね。
どんどん活用していきたいものです。
ただ、間違って取引を登録してしまうと、間違ったまま学習します。
修正はけっこう大変ですので、最初の登録は慎重に行いましょう。
今回はこれで終わります。