現役税理士がクラウド会計ソフト「freee」を使ってみた―12日目―
前回は、経費の登録方法についてご紹介しました。
本日は、請求した売上に入金があった場合の決済登録について見ていきたいと思います。
10日目で取引先から売上の入金があった場合の登録についてはご紹介しました。
https://yaguchizeirishi.com/freee-10/
今回は、特に
・決済日に近づいているケース
・決済日を過ぎているケース
を見ていきます。
目次
決済日が近くなると知らせてくれる
こちらから請求した売上は決済日がありますが、freeeでは決済日が近くなると、基本画面にてその旨を知らせてくれます。
「以下の取引の決済が近づいています」というメッセージが表示されています。
入金の期日をきちんと管理していれば大丈夫ですが、忘れないようにfreeeを利用するのも手ですね。
売上の決済登録
期日が近づいている取引にマウスを当てて、クリックすると次の画面が出てきます。
画面上の「決済」の箇所の「決済を登録」ボタンをクリックします。
こちらで、実際の決済日や入金金額を入力します。
入力できれば、「決済する」をクリックします。
これで決済の登録は完了となります。
決済日を過ぎていると知らせてくれる
先程のケースと似ていますが、こちらから請求した売上の決済日が過ぎている場合も、基本画面にてその旨を知らせてくれます。
「期日の過ぎた取引を確認しましょう」というメッセージが表示されています。
クリックすると、期日超過の取引を参照することができます。
右側にある「詳細・編集」をクリックすると、取引の詳細を確認できます。
さらに、売掛金(=まだ入金されていない売上の金額)が現在どのくらいあるかも図で示してくれます。
取引先別の売掛金残高も円グラフで分かりやすいですね。
使い方はさまざまですので、データを自社に合った形にカスタマイズして活用していきましょう。
今回はこれで終わります。