現役税理士がクラウド会計ソフト「freee」を使ってみた―10日目―
前回は、見積書や納品書の作成方法についてご紹介しました。
一度、見積書を作成してしまえば、簡単に納品書から請求書まで作成することができるのでしたね。
今回は、取引先から売上の入金があった場合の登録について見ていきたいと思います。
目次
入金確認は重要
こちらから送った請求書には決済期日を記載していますので、期限までに入金されているかよく確認しておく必要があります。
もし、期限までに入金されていない場合には、必ず取引先に連絡を入れて確認しておきます。
入金なし=予定していたキャッシュが入らない
⇒自社の資金繰りに影響を与える、ことになりますので、会社を経営していくことにおいて、「入金確認」はとても重要となります。
請求書からの入金登録
freeeでは、取引による入金確認を行うことができます。
もし請求書をfreeeで作成していたら、簡単に入金確認と消込作業ができます。
ナビゲーションメニューの「取引」「請求書」をクリックして、請求書のプレビューページへ行きます。
画面上の「入金を登録」をクリックします。
明細から登録する
同期した銀行などの未決済明細が自動的に表示されます。
請求書と対応する明細を選びます。
ここでは、同期した口座の明細に対応するものがありませんでしたので、以下のように表示されます。
「一致する明細が見つかりませんでした」という旨の表示がされます。
手動にて入力
もし口座を同期していない場合は、手入力で取引を登録します。
「決済口座」「決済日」「決済金額」を入力します。
問題なければ、「保存」をクリックします。
こうして入金確認は完了です。
請求書に関する以下の一連の流れは、freeeを利用すればワンクリックで行うことができました。
【請求書の発行】⇒【郵送又はメール】⇒【入金確認】
これで説明を終わります。