現役税理士がクラウド会計ソフト「freee」を使ってみた―1日目―
現役の税理士である私矢口が、クラウド会計ソフトの「freee」を実際に使ってみましたので、その設定方法や導入の仕方等をこれから順次ご紹介していきたいと思います!
「freee」は簿記を知らない方でも、使いやすいように作られています。
クラウド会計ソフトを導入するかどうか迷っている方やクラウド会計ソフトについてあまりよく知らないという方のために参考になれば幸いです。
個人事業主の開業届関係をfreeeで作成する
まずは、事業を始めるにあたってやるべきことについて説明します。
開業したら提出すべき書類は次の3つです。
①開業届
②青色申告承認申請書
③給与支払事務所等の開設届出書(従業員を雇って給料を支払う場合に提出します)
特に①②は必須ですので、お忘れなく。
この書類は国税庁のHPからダウンロードできます。
参考までにURLを記載しておきます。
そのままプリントアウトして所定の箇所に記載すれば提出できます。
- 開業届
⇒https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm
- 青色申告承認申請書
⇒https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/09.htm
- 給与支払事務所等の開設届出書
⇒https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/annai/1648_11.htm
でも、なんか面倒だと思う方(私もそうでしたが)は、なんと「freee」を使えばほとんど時間や手間をかけずに作成することができます。
「開業フリー」というサイトで作成してみましょう!
「開業フリー」と入れて、検索してください。
以下のサイトが出てきたら、画面の「今すぐ開業準備を始める」ボタンをクリックします。
メールアドレスやパスワードを入力し、ログインして開業フリーを始めます。
ログインしたらそのまま質問形式で「準備」「作成」「提出」の順番に答えていきます。
書類の記載ミス等がないか確認します。
印刷する際は提出用と控え用をそれぞれ1部ずつ印刷しましょう。
書類はそのまま税務署へ郵送して提出完了です(私の場合は春日部税務署へ提出しました)
ちなみに、控え用を返却してもらえるよう、返信用封筒も入れておくのが望ましいです。
このように書類を簡単に自動作成できました。
開業のための書類は完了ですので、次回から早速「freee」を使っていきたいと思います。